名取羽美
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『かってに改蔵』のメイン・ヒロイン(少なくとも初期は)。
主人公である勝改蔵とは幼馴染み。
概要
[編集]名前ネタ
[編集]元素のひとつ「ナトリウム」(元素記号:Na)から。
ちなみにナトリウムはとても化学反応しやすく、特に水とは強く反応する。
ナトリウムの塊に素手で触れると皮膚の中の微量な水分にも反応して水酸化ナトリウム(劇物)が生成されてしまい、皮膚が少し溶けるほどである。更に空気中の酸素にも反応するため、普段の保存は反応しない灯油の中に漬けておくほどである(ただし化学薬品の原料として広く使用されており、とても重要な物質でもある)。
性格
[編集]家族構成
[編集]両親と弟が一人いる。
しかし、父親が会社を解雇されてから(第150話)家庭は崩壊。羽美はアパート『人面荘』で一時的に生活するようになり(第152話)、家族は一家心中を思わせる言動をはじめ(第152話)、切羽詰まって父は誘拐の脅迫状を書く(第153話)などして、最終的に羽美を改蔵の家でひきとるようになって(第171話)からは家族は登場しなくなった[1]。第278話には「実父母行方不明」とある。
名取義三郎
[編集]羽美の父親。眼鏡をかけた会社員だったが、第150話で会社をサボったため解雇されてしまい、家庭崩壊の切掛けを作った。
名取由美
[編集]羽美の母親。改蔵の母と同じく年齢は若い。羽美の育て方を間違えたと後悔している(第164話)。
ちなみに、両親は羽美が誕生したことにより結婚した、いわゆる「できちゃった婚」の夫婦であり(第168話)、羽美ができなければ「あんなさえない人といっしょにならずに済んだ」(第168話)と後悔している。
なお、この夫婦は羽美が幼い頃から「かくし事だらけ」で夫は風俗に通い、妻はテニスコーチとデキていたらしい(第156話)。
名取翔太
[編集]羽美の弟。姉とは違ってまともな性格のため、姉にひどい目にされることもしばしば。改蔵とは遊び仲間でもある。
一家離散後は、忘れ去られたかのように登場しなかったが、『いいがかり姉さん』ではめでたく再登場した。
解析
[編集]- 初登場
- 初台詞
- 神童と呼ばれた改蔵があーなってしまったのは、私にも責任のいったんがあるわけで......
備考
[編集]- 備考1
- 初期ではヒロインだったのだが、第43話で「友達がいない」事が発覚して以来、回数を重ねるにつれ猟奇キャラ・暴走キャラになっていった(ひどいときには、ほぼ毎話、暴走したり、猟奇的な言動をすることも)。第96話の段階で「ヒロインを途中で投げ出している」と揶揄されている。第149話のアオリ文では「ヒロイン復帰へのバス結局こなかったな……」とありすでにヒロイン扱いされていない。
- 他にも駄乳[2]、額に未来を予見(?)する第三の目を持つ(第170話)、スコップを凶器として使った等の特徴が、『さよなら絶望先生』20話以降の木津千里に引き継がれている。
- 備考2
- 猟奇的な性格が影響したのか27Pキャラまでいる(第154話)。「心も名前もいっぱいもって」(第222話)おり、同話に登場するだけで14ある(うち一つは名前未記載)。後に数が増えて88[3]の人格を持つようになった(第229話)。この特徴は『さよなら絶望先生』の木村カエレに受け継がれた。
- 備考3
- よくぬいぐるみの股を裂いている。これはおそらく、とらうま町の特産の「股裂き人形」(第146話)
- 備考4
- 好物はちくわ。名取家ではカレーにもちくわを入れている(第81話『冬にご用心』)。
- 備考5
- 勝改蔵の母によって勝手に『17歳の妻』にされたことがある(第277話)。
- 備考6
- 不思議な髪型をしている。ストレートのロングヘアーだが、前から見ると大半を背中に流しているように見え(中盤では左右に部分的に飛び出している時期もあった)、後ろから見ると左右に分けて肩から前に垂らしているように見える。ちなみに髪の毛の一部が外れて武器にもなる(第194話)。
- 備考7
- 『かってに改蔵』終了後に読切で掲載された『いいがかり姉さん』では主役として登場している(その際もかなり猟奇的な役回りである)。
- 備考8
- 現在『さよなら絶望先生』の決め台詞になっている「絶望した!」を、恐らく久米田作品群の中で初めて使用したキャラクターでもある。
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(第238話より)
ニンテンドーDSで2009/10/15に発売したRPGゲーム『少年サンデー&少年マガジン WHITE COMIC』ではファン待望の義務を果たす姿が窺える。
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他にも「知ったな」というセリフも、恐らく久米田作品群の中ではじめて使用した。
- 備考9
- 現在はいちジャンルを築いている「ヤンデレ」キャラクターの先駆けとしても有名で、「ヤンデレ」選手権においては第5位に入賞した。
- ただし(ヤンデレの定義自体が曖昧というのもあるが)「羽美の場合純粋にヤンでるだけで、デレは存在しないのでは?」という突っ込みもしばしば聞かれる。
- また、OVA化などで改蔵が再びメディアに乗るようになってからは、「早すぎたヤンデレヒロイン」というキャッチフレ-ズがつけられている。
- 備考10
- 毒が抜ければ美少女である(第209話)。
- 備考11
- 「ヘルメット頭」は逆鱗に触れるため禁句である(第194話)。
- 備考12
- 妙な歌を自作する。「♪突然死じゃないのよLOVE突然」(第56話、第86話、第214話)や、「ひな人形に肉をー♪ひなあられに肉をー♪」[4](第228話)などを幼少期に作成。後者は「JASR●Cに、お金を取られない」ためでもある。
- 第233話では負け組の組曲を即興で作成「負け~た~ 負けた~ 近所に~♪ 聞いたことも ないよーなコンビニが できた~♪ 3万円で借金苦~♪ しなびた挽き肉 乾いたコンビーフ ペーパーナイフで 殺人を計画~ ♪ 濡れた犬~っ♪ 飼ったばかりなのに 取れるボタン~♪」。同話ではさらに負け組体操も即興で作成「まけー まけー ♪ 50円拾う 夢を見たー♪ 親はコミ結婚 袖だけ濡れて 乾かぬ体操着 ま~け~た~ まけーた~♪」
- 第287話では「坂道に乳母車押したのだれ~おかあさん?」という歌を歌っている。これはとらうま町のわらべ歌との事だが、話の前後関係と最終話からして実際は羽美の作詞作曲だろう。
- 第288話では「となりの赤ちゃんアザ多い♪「この子そそっかしいの」とお母さん」という歌を歌っている。
- 備考13
- 第113話で初の巻頭カラーになった際のサンデー2000年41号には、「投稿コミックショー」のコーナーに初期原稿(ネーム)が載っており、名前が「流羽(るう)」となっていた。しかも、羽美と部長(すず)の髪型が当初は逆になっていた。
いいがかり姉さんにて
[編集]11話『今月今夜のこの月が僕の涙で曇りますように』 P10の4コマ目
[編集]短冊「私も出せ 羽」
17話『義姉さん 僕は貴族です』 P98の4コマ目
[編集]小節あびるの乗るスクーターのミラーに顔半分が映っている。
25話『吾輩は天下りである 仕事はまだない』 P74の4コマ目
[編集]コマの右端にいる。
路上の預言者として意味不明な発言をしている。
61話『縁のある阿呆の一生』 P11の3コマ目
[編集]アニメ化に縁の無かった無縁仏のそばにいる。
万世橋わたる宅の火災現場の群衆の中にいる(もしや放火犯?)。
『かってに改蔵』第25巻第273話『ある意味、貝になりたい。』で鉄球を振り回しているシーンの一部。
72話『数と共に去りぬ』 P33(コミックス追加ページ)
[編集]台詞付きで登場「パターンいろいろ持ち越しちゃっているんじゃないのお」
87話『愛と全勝のファシズム』P97の5コマ目[#e7da40e1]
[編集]藤吉晴美が隣を書こうとして苦戦してる文字の中に「ナトリ」と読めるものがある。
88話『山男の四月馬鹿』 P118の2コマ目
[編集]群衆の中にいる(髪の切れ込みの位置が微妙ではあるが違うため、別人である可能性もある)。
98話『恩着せの彼方に』 P114の8コマ目
[編集]髪型と、ガチャピンシャツを着ていることからおそらく(断定は出来ないが)。
106話『劣化流水』 P79の1コマ目
[編集]坪内地丹と一緒に観客席にいる(コマ右下。地丹は髪型から判断できるが、羽美は果たして...?)。
144話『ククリなき命を』 (P10)の10コマ目
[編集]羅列ネタの中に文字のみ登場。猟奇キャラにくくられている。
アニメ第12話『なんたる迷惑である事か!』
[編集]エンドカードにて登場。アニメ番組における登場はこれが初となる。
アニメ俗・第12話『着陸の栄え/ほか』 Bパート
[編集]街頭ニュース映像で、駅構内でモーニングスターを振り回している。
動いたのはこれが初めて。
その他
[編集]物置のなかにある雑誌の表紙に魚目の羽美がいる。