第121話『サービスエース』

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第121話『サービスエース』

作品情報

2000年11月10日発売、週刊少年サンデー第49号に掲載。11巻9話。
週刊少年サンデー本誌掲載時にはセンターカラーであった。


P135

本誌掲載時はカラー原稿であった。

欄外(雑誌掲載時のみ)

秋の大感謝祭り!ファンサービスにてんこ盛りでお届け!!

1コマ目

行楽の秋ですね

2コマ目

看板「神奈湯」

P136-137

扉絵

見開き2ページ。雑誌掲載時は前のページを含めて3ページ分がセンターカラー仕様。

扉絵内の文(あおり文)

サービス満点!!---っていうか媚び?

媚びてますよ!ああ媚びてますとも!!

さらなるサービスは!?

P138(単行本追加ページ)

※本誌連載時には広告が入っていたスペース。

「地丹くんFA宣言てんまつ記!!!」

からくりサーカス 本誌'00年41号

SALAD DAYS 13巻

③いつも美空 2巻

P139

1コマ目

バス「TORA BUS」

とらうま観光バス。

道路標識「さかご」

P140

5コマ目

勝改蔵「だいたい日本人は帰り道のエピソードをおろそかにしがちなのです。行きにものすごい話数をかけて、帰りは一話にも満たないなんてこともザラですよ。」

戦艦の絵

アニメ『宇宙戦艦ヤマト』。
第25話はイスカンダルからコスモクリーナーDを受け取り、イスカンダルから地球に向けて発進することろで終了。最終話(第26話)で、生き残っていたデスラーの追撃を受けるが、命をかけた森雪の行動で白兵戦を退け、デスラー艦の自滅もあって地球へ帰還した。

なお、映画版(第1作)ではデスラーの追撃がすべてカットされているため、テレビ版よりもあっさりと地球へ帰還している。

一方、『改蔵』終了後に作られたリメイク版の『宇宙戦艦ヤマト2199』ではイスカンダルからの帰路に起こった出来事を一作の映画に仕立てた『星巡る方舟』が公開されている。

鉄道の絵

アニメ『銀河鉄道999』。

テレビアニメ版では最終駅の惑星プロメシュームを崩壊させた後、星野鉄郎とメーテルはプロメシュームより一つ前の駅の惑星こうもりに戻り、鉄郎の「地球に帰る」という決意を聞いたメーテルとの別れをもって完結。新しい旅がこれから始まるという体で、帰り道のエピソードそのものが省略されている。

漫画版でも鉄郎が帰路の車内にいる場面が1コマだけ描かれて完結。

映画版は帰路は省略された後、帰りついた地球でメーテルとの別れの場面が描れて終わり。

ネズミ達の絵

アニメ『ガンバの冒険』。

P141

2コマ目

道路標識「不二子」

P142

6コマ目

勝改蔵「そりゃもうすんごいサービスだと聞いています。」

上のサービス

中央のサービス

下のサービス

7コマ目

バスガイド「みなさん次の濃口SAで30分の休憩にします。」

「濃口」という名前のサービスエリアは存在しない。

SAを案内する道路標識の絵がフォーク、ナイフ、醤油瓶になっているので、醤油が「濃口」なのだろう。

P143

1コマ目

勝改蔵「心の準備が、まだ心の準備が!!! トクセンガイも&ruby(・){な};&ruby(・){い};&ruby(・){た};&ruby(・){い};も買ってないのに!!」

風俗情報誌の「おとなの特選街」と「Naitai magazine (ナイタイマガジン)」から。

5コマ目

手前のスポーツカー

日産の&ruby(ワンエイティ){180};SX。

幟「名物 じゃがべえ」

サービスエリアで売られているじゃがいもとベーコンの串揚げ。「じゃがべー」「ベーコン男爵」「ポテコン」とも呼ばれる。

P144

1コマ目

張り紙「名物 じゃがべえ ¥300」

張り紙「うまいコーヒー ¥250」

張り紙「おいしいやきそば ¥500」

3コマ目

幟「サービスメニュー 秋のうどん鍋」

4コマ目

談合坂エリア長「わたくしがエリア長の談合坂ですが・・・・・・」

名前の由来は、中央自動車道の談合坂サービスエリアから。

P145

2コマ目

談合坂「それくらいのサービスマスターですよ!!」

毎日サービス残業に華組コラムスをし

花組コラムス。「サクラ大戦」のキャラを使ったゲームである。
「コラムス」は「サクラ大戦」と同じセガ製の落ちものパズルゲームで、同一色の宝石を3個以上縦・横・斜めに並べて消していく。

掲載当時は「ときめきメモリアル」や「サイキックフォース」などの人気キャラクターゲームをモチーフにした対戦パズルが多く発売されていた時期だった。珍品として舞浜キャラがテトリスをする、なんてのも。

週末には家族サービスにフォッカチオを焼き

「フォッカチオ」はイタリアのパン。イタリア語では「フォカッチャ(Focaccia)」と言う。
ピザ生地に具をのせず、ビスケットのように小分けにして食べる。

出張先ではかならずポルカのルームサービスをたのむ

ポルカはチェコの民俗舞曲。

3コマ目

張り紙「サービスメニュー 秋のうどん鍋 名物」

4コマ目

勝改蔵「こんなサービスですよ!!」

(サ)

わらじをふところであたためておく

戦国武将・豊臣秀吉のエピソード。
秀吉が木下藤吉郎と名乗っていた時代に、主君である織田信長の草鞋を懐で温めていたというエピソードから。この際、草履が温かいことを不審に思われ信長に「尻の下に敷いていたのか」と咎められたが、草鞋を懐で温めていたことを明かし信長に気に入られたというもの。
史実というより俗説の類だが、秀吉の機転の速さやスピード出世を象徴する話として浸透している。

麦めしを頼んだらシャケめしがでてくる

和月伸宏の漫画『るろうに剣心』に出てくる鯨波兵庫のエピソード。

鯨波が貧しそうな身なりで剣心のお世話になっている飲食店『赤べこ』に来店し、この店で一番安い食事を頼むのだが、店長の関原妙が気を利かせて一番下の麦飯より上の鮭飯を鯨波に出し、料金は麦飯分しか取らなかった。

生きかえると同時に服はサービスじゃ

鳥山明の漫画及びアニメ『ドラゴンボール』より、フリーザにより爆破されてしまったクリリンを超神龍ことポルンガに生き返らせてもらった時のこと。より正確には「バラバラになった体と服はサービスで元通りにしておいた」である。

停車駅でその星の通貨が支給される

松本零士作の「銀河鉄道999」から。
旅客サービスとして停車駅で通貨が支給されることから。

冬の雪がふる中ベンチで2時間待つとコーヒー1本

PCゲーム『Kanon』の冒頭のシーンから。
7年ぶりに「雪の街」に戻って来た主人公の相沢祐一は、居候先の娘である水瀬名雪に迎えに来てもらう約束をして待っていたが、2時間もの待ちぼうけを食らってしまう。遅れたお詫びと再会のお祝いに、名雪は祐一に缶コーヒー1本を差し出したというもの。
ちなみにこの祐一が待ち合わせていた場所のモデルは、大阪府守口市にある京阪電鉄京阪本線の守口市駅。ファンからは聖地と呼ばれ、駅前を来訪する者も多い。

5コマ目

勝改蔵「ちなみにサービスの(ー)と(ビ)はこんなんですよ!!」

(ー)

鬼がサービスにこぶをもうひとつくれる

童話「こぶとりじいさん」のこと。
優しい性格のこぶじいさんは、鬼達の宴で楽しげな踊りを披露して鬼達を満足させ、その礼として頬についていたこぶを取ってもらい、さらに財宝をもらうが、それを聞いた意地悪なこぶじいさんは財宝目当てに鬼達の宴に参加するも、鬼達があまりにも恐ろしい形相であるために、怖気づいてぎこちない踊りとなり、意地悪なこぶじいさんは鬼達の怒りを買い、罰として優しいこぶじいさんから取ったこぶをに頬につけられてしまった。
決してサービスではない。

敵に塩を送る

戦国時代に、武田・今川・北条の三氏は甲相駿三国同盟を結んでいた。しかし武田信玄は息子・義信を謀反の疑いにより廃嫡する義信事件[1]を起こし、これまで蜜月関係にあった今川氏との同盟を破棄することとなる。これに怒った今川氏は北条氏と協力して、海に面していなかった武田陣営に対する塩の販売停止を行った。この事態をみて、信玄の好敵手であった上杉謙信は義を重んじて日本海側の越後から武田陣営に塩を送ったという逸話。この支援もあって信玄は駿河へ侵攻し、今川家を滅ぼし海に面した駿河を手中にした。
史実としては、単に越後側からの商人による流通を止めなかったというだけであった模様だが、信玄は謙信に感謝の印として太刀を寄贈している。
これが転じ、敵対関係にある相手でも、相手が苦しい立場にあるときには助けることを「敵に塩を送る」という。

サイコフレームをつけてもらう

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より。
サイコフレームは元々シャアの専用機サザビーに導入された技術だが、そのサザビーと同等の力を持つガンダムに乗ったアムロに勝たないと意味がないと思ったシャアが、わざとサイコフレームの技術がアナハイムに漏れるように仕組んだ。こうしてνガンダムが作られた。

ニセギャラリーで本物の北斎の絵がもらえる

細野不二彦の漫画『ギャラリーフェイク』より。
北斎好きのスーパーマーケットの社長がスーパーに北斎の美術館を併設するも、悪徳コーディネーターの手にかかり失敗する。そこでギャラリーフェイクのオーナー・藤田玲司に依頼し展示は成功したが、藤田から料金として2億円請求される。社長はしぶしぶ言い値で払うことを了承すると、藤田がサービスとして北斎晩年の肉筆画を提供するという話。

コメを買うとタイ米がついてくる

1993年の大凶作のこと。
冷夏が原因でコメが大凶作となったことから、1993年末から翌1994にかけてはコメ不足という事態になった。このとき日本政府はタイからもコメの緊急輸入を行ったが、日本人の食生活とは合わない長粒米を輸入したため不評であった。余ってしまったタイ米の処分のために、品不足で高値となった国産の米と不人気だったタイ米を抱合せ販売する販売店があったことから。

バンゲリングベイを買うとドラクエがついてくる

ゲーム販売店の抱き合わせ販売のこと。人気のないゲームを『ドラゴンクエスト』などの人気ゲームと抱き合わせ販売し、問題になった。

したがって実際には人気のある『ドラゴンクエスト』を買うと人気のない『バンゲリングベイ』がついてくる、の方が実態に近いのだが、これをあえて逆に書いた形。

『バンゲリングベイ』はファミコンで発売されたシューティングゲーム。PCゲームからの移植もので、オリジナル制作はあの『スペランカー』で知られるブローダーバンド社。

ミリタリー色の強さと、それに見劣りしない凝ったゲームシステムはPC版ではヒットしたが、ファミコンの購買市場が児童層中心だったせいかいまいち当たらず。しかし総合的なインパクトは強く、当時プレイした者からはネタになる率が高いゲームでもある。

(ビ)

いまなら豪華桐タンスがもう2段!!さらにキャンペーン中につきもう1段!!さらにさらに……

通販番組でよく見られる追加サービス演出。

最初から追加サービスをつける事を前提とした値付けをしているので、安くなったような気がするけれど、実は安くなってないサービス。

P149

2コマ目

坪内地丹「いいよなあ かずひろばっかり作者サービス受けて!!」

藤田和日郎先生のこと。

P150

3コマ目

坪内地丹「このサービススーツでね!!」

7コマ目

トヨタのスプリンタートレノAE86(通称:ハチロク)。
白黒ツートンカラーのうえ、バンパーに補助灯が追加装備されているので、しげの秀一の漫画『&ruby(イニシャル){頭文字};D』に登場する藤原とうふ店のハチロク風。

8コマ目

坪内地丹「ムッSSAだと?きっとスペシャルサービスえりあだな!!」

道路標識「死水SSA SHIMIZU SSA」「夢」

元ネタは清水パーキングエリア?

「SSA」は次ページにある「セルフサービスエリア」(Self Service Area)の頭文字であろう。

P151

2コマ目

帽子「夢博'95」

似た名前の博覧会として

  • 『コミュニケーションカーニバル夢工場'87』
  • 『国際ゆめ交流博覧会』(1997年)

なとがある。

前者のタイアップで作られたゲーム『夢工場ドキドキパニック』はのちに『スーパーマリオUSA』としてリメイクされた。

4コマ目

坪内地丹「「秋深し隣は○○する人ぞ」」

松尾芭蕉の句「秋深き隣は何をする人ぞ」より。

見台「大喜利」

テレビ番組『笑点』の「大喜利」のコーナーのパロディ。司会者の出した問題に落語家達が面白い回答をつける。地丹は司会者の役回り。

なお、「大喜利」は、大切(おおぎり、一番最後。「ピンからキリ」の「キリ」と同じ)の由来通り、特定の噺家の演目ではなく寄席の最後に行う余興的な演目全般を指すので、本来は必ずしも『笑点』の「大喜利」のコーナーのような内容とは限らない。

地丹の前にある見台(けんだい、別名:書見台)は、書物を読んだり見たりするために用いる台のこと。上方落語では使用されているが江戸落語の高座では通常使用されない道具。ただし大喜利は余興的な演目なのでこの限りではなく、『笑点』でも司会者の前に置かれている。

パロディ元の『笑点』で使用されている見台の前面の文字は「笑点」である。

6コマ目

坪内地丹「座布団 全部取っちまえ!!」

『笑点』の「大喜利」のコーナーでは面白い回答だと座布団が追加され、つまらないと座布団を持っていかれる。

欄外(雑誌掲載時のみ)

今回、一部に不適切な発言がございましたが、当編集部では一切関知しておりませんのでご了承を。

かゆいところ


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  1. comment

第121話『サービスエース』~
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  1. 桶狭間の戦いによって今川義元が戦死したことを受け、信玄は駿河侵攻を、義信は同盟維持を望んで対立したという経緯がある。武田義信の正室として今川義元の娘(今川氏真の妹)が嫁いでいたが、義信廃嫡の際に駿河へ送り返された。