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大槻ケンヂ
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===略歴・人物像=== 東京都中野区野方出身。東京都立田柄高等学校卒、東京国際大学中退。兄にフリーカメラマンの大槻慎一(2012年、水難事故死)、父方の伯父に映画監督の大槻義一らがいる芸術系一家である。<br /> 愛称は「'''オーケン'''」。目の近くに描いたヒビ割れのようなメイクが特徴。<br /> 40歳を過ぎてもまだ独身だが、別に女性からモテないわけではない。『ファンの少女達を中心に300人斬りを達成した!』という伝説すら持つプレイボーイである。<br /> ====ロックミュージシャンとして==== 少年時代にYMOやヒカシューといった80年代ニュー・ウェイヴ、JAGATARAや頭脳警察やINUといったロックバンドなどに影響を受け次第に音楽の世界へと興味を持ち始める。<br /> 1982年にロックバンド「'''筋肉少女帯'''」(きんにくしょうじょたい、通称「筋少」)を結成しボーカルを担当。並行してKERA(=ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、内田雄一郎との自称最後のテクノバンド「'''空手バカボン'''」の活動も行う。<br /> 筋少は1988年にメジャーデビューを果たしており、アルバム収録曲『日本印度化計画』が話題となり、続くシングル『元祖高木ブー伝説』が大ヒット。ほぼ全ての作詞を手がけるバンドの中心人物として激しくも自虐的な人間観と幻想的な世界観を展開し、当時のバンドブームに乗って人気を集める。また、歌詞には英語を用いない作風もロックバンドとしては異例な特徴である。<br /> 1999年の筋肉少女帯の活動休止後、NARASAKI氏達と共に新たにパンクチーム「'''[[特撮]]'''」を立ち上げボーカルを務める。2006年末には筋肉少女帯のメンバーとしても活動を再開し、2008年6月で筋肉少女帯はデビュー20周年を迎えた 。<br /> 「特撮」の方は大槻の筋肉少女帯復帰もあって休止中だったが、2011年に『'''[[かってに改造してもいいぜ]]'''』にて「'''[[水木一郎]]'''と'''[[特撮]]'''」名義で復活。その後も'''[[特撮]]'''としてコンスタントにアルバムを出すなど活動継続中である。<br /> ====作家として==== バンドを組む以前は漫画家を目指していたこともあり、『自分にとって音楽は絶対のものではなく、あくまで自己表現手段の一つ』という考えもあって、1990年代からは音楽活動と平行して文筆や評論活動も行うようになる。『新興宗教オモイデ教』『ステーシー』『くるぐる使い』等を発表、星雲賞を受賞し、小説やコラムの連載を続けている。 2007年以降は、筋肉少女帯への復帰以降から小説執筆は止まっているが、対談やエッセイの連載は続けている。 ====サブカルチャーに精通==== ロック音楽のみならずUFO・UMA等の超常現象、プロレス・格闘技、映画、漫画、特撮ドラマ、文学などにも詳しく、サブカル方面における識者としての評価も高い。[[週刊少年マガジン]]2008年28号での『名作読解講座』第五回では『デビルマン』(作:永井豪)について語っている。<br /> また、漫画やアニメ、ライトノベル、美少女ゲームの分野でも大槻及び筋肉少女帯の諸作から影響を受けた作品は少なくない。<br /> 作家では、筒井康隆が「リンウッド・テラスの心霊フィルム―大槻ケンジ詩集」に収録されている散文詩を高く評価、短編小説「二度死んだ少年の記録」を発表した際には、作中冒頭で大槻について言及している。 ほかに滝本竜彦や遠藤徹も影響を受けたとされる。<br /> 漫画家では、[[荒木飛呂彦]]が『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』第四部「ダイヤモンドは砕けない」において筋肉少女帯の曲の歌詞から引用をしているほか、山田花子や和月伸宏、奥瀬サキ、平野耕太などが大きく影響を受けたと公言している。<br /> ほか[[藤田和日郎]]や福満しげゆきも筋肉少女帯の歌をイメージした読みきり作品を描いた。<br /> アニメでは、『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のヒロイン・綾波レイのイメージが、筋肉少女帯の曲「何処へでも行ける切手」の歌詞中に登場する包帯の少女を元にしていると、デザイナーの貞本義行が語っている。(ちなみに、この曲が収められたアルバムのジャケットは、ジョージ秋山の漫画に登場するオロカメンであった。サブカルチャーの相互連鎖である。)<br /> ====「オーケン事件」==== かの悪名高き音楽著作権管理団体『[[JASRAC]]』を語る時によく引き合いに出される「オーケン事件」の当事者でもある。<br /> この「オーケン事件」に関しては細部が異なるバリエーションがいくつも存在し、事件の存在自体も明確な情報ソースがないため真偽は不明だったが、おおむね 大槻が作詞した「高円寺心中」をエッセイに載せたところ、 JASRACに歌詞の使用料を求められ、しかも印税として還元されなかった。 というものであった。 このような逸話は、[[JASRAC]]の運営体勢への批判として一般人に限らず多くの音楽業界人からすら挙がっている。<br /> しかしながらこの件に関しては、2008年11月20日に発売された雑誌「ぴあ」の連載エッセイ「神菜、頭をよくしてあげよう」にて、[[大槻ケンヂ]]本人から 使用料を徴収されたことはない。都市伝説だと思う と公式に真相が語られた。 なお、SF作家の山本弘氏は「あの[[JASRAC]]ならやりそうなことだ」と、このオーケン事件を事実だと勘違いして世間に広めてしまっていたことを自身のブログで書き、[[大槻ケンヂ]]と[[JASRAC]]の関係者に謝罪の言葉を出した後に、「[[JASRAC]]についてはいろいろ批判したいことはあるけど、今後、「オーケン事件」を根拠として持ち出すのは不当である、ということははっきりさせておくべきだろう」と書いている。
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