十四日目/兎の目
十四日目/兎の目(うさぎのめ)
[編集]タイトルの元ネタは古典落語の演目の一つ『犬の目』より。
原話は、安永2年(1773年)に出版された笑話本・「聞上手」の一遍である『眼玉』。
作品情報
[編集]2010年9月9日発売、別冊少年マガジン10月号に掲載。
P58
[編集]扉絵
[編集]バケツを運ぶ波浪浮亭木胡桃と、ウサギのコスプレをした暗落亭苦来。
二人の格好は月の影が何に見えるかの一例。
P59
[編集]P60
[編集]4~6コマ目
[編集]後述の尾崎豊の4thシングル『卒業』(1985年)の歌詞より。
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
八日目でもこの歌詞について言及している(若干間違えているが)。
P61
[編集]1コマ目
[編集]「十五夜」は旧暦の8月15日のこと。
「十五の夜」は、十五夜と尾崎豊のデビュー曲「15の夜」のもじり。
4コマ目
[編集]十三日目より。
異人さんのポスターにある「I WANT YOU」のキャッチコピーと、指をさすポーズはアメリカ陸軍の募集広告のパロディ(元ネタではアンクル・サムがポーズをとっている)。
5コマ目
[編集]ハワイ島は火山島としても有名で、キラウェア火山とその周辺地帯はアメリカの国立公園、ユネスコの世界遺産にもなっている。
6コマ目
[編集]おみやげ「MACADAMIA」
[編集]ハワイの特産品でもあるマカダミアナッツの入ったチョコレートはハワイ土産の定番。
P62
[編集]P63
[編集]3コマ目
[編集]緯度による月の見え方の違いもあるかも知れません。ちなみに日本の他にも中国、韓国も兎に見える認識です。
※参考文献 『太陽と月の星ものがたり』 藤井旭(誠文堂新光社)
バケツを運ぶ少女
[編集]北米(カナダ)地域の伝承。
薪をかつぐ男
[編集]ドイツの伝承。
本を読むおばあさん
[編集]北欧地域での伝承。
ほえているライオン
[編集]中近東方面の伝承。日本のウサギとは上下逆の図形認識のようです。
大きなハサミのカニ(単行本加筆)
[編集]南欧地域での伝承(単行本巻末解説より)。苦来の全身絵の足元にあるカニと合わせたのか、雑誌掲載時の「薪をかつぐ男」と差し替えになっています。
P64
[編集]1コマ目
[編集]月の影
[編集]サザエさん風になっている。
P65
[編集]1コマ目
[編集]スイスの精神科医H・ロールシャッハが1921年に考案した精神分析検査。
「かってに改蔵」第247話でも取り上げられている。
6コマ目
[編集]電話機
[編集]ダイヤル回線が普及して自動式になる以前の磁石式電話機。1930年代ごろまで使用されていた。
電話番号入力ダイヤルはないのでまず交換手につないで呼び出す。受話器は耳に当て、通話は本体下部の送話器で行う(上の二つは呼出ベル)。
P66
[編集]P67
[編集]P68
[編集]5コマ目
[編集]歌詞「うーさーぎ おーいしー かーの やーまー」
[編集]唱歌「故郷」の1番の冒頭歌詞より。
兎追いし かの山
7コマ目
[編集]「ウサギ跳び」は1970年代のスポ根ものではよく見られた日本特有のトレーニング。
後の検証でトレーニング効果は無いばかりか膝に悪いことが指摘されており、現在では廃れている。
P69
[編集]P70
[編集]P599(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ
[編集]かゆいところ
[編集]P60の1コマ目
[編集]単行本では楽屋に扇風機が加筆。
前回、前々回は丸メガネだったが、角メガネに戻っている。
また、P67の3コマ目でメガネが割られたせいか、P68以降でかけているメガネは縁が太いメガネに変わっている。
P60の1コマ目→P68の1コマ目
[編集]日本人形の髪が伸びている。
P67の5コマ目、P68の6コマ目
[編集]持ち前の強運で、ワンテンポ遅れてマイペースな手寅。
P68の1コマ目
[編集](単行本での加筆修正箇所)
三方の右側の皿は雑誌では饅頭だったのが単行本ではニンジンに描き替えられている。ただし、ウサギの食べ物としては葉菜の方が好ましく、ニンジンなどの根菜は食べ過ぎるとお腹をこわしやすくなるそうです。
左端のテレビに映る番組と、P60の1コマ目にいた頭巾の猫(?)がテレビを視ている姿が加筆。猫の姿を百地ニャン太夫と推測すると、別マガで高本ヨネコ先生が連載する『恋忍』だろうか?